老け見えさせない!若々しい手を保つハンドケアの3つのポイント


人と接する時、意外に見られている「手」。

顔と同じくらい年齢を感じさせるパーツであるのをご存知ですか。

それなのに、顔や髪に比べてケアが疎かになってしまいがちです。

コロナ禍になり、手洗いやアルコール消毒をする機会が増えたことで手荒れに悩む人も増加しています。

乾燥する季節になると特に気になりますよね。

ここでは、若々しい手で”老け見え”を予防するハンドケアについてをご紹介いたします。

手は顔や髪に並ぶ老け見えパーツ


「他の人の手を見て老化を感じたことがあるか」という問いに対し、7割以上の人が「はい」と答えたという調査(※1)があります。

こちらの調査によれば、人の年齢の印象を受けるパーツとしては「顔」「髪」に続き、「手」は第三位にランクインしているのです。

顔はメイクすることで、髪はトリートメントなどのケアやヘアスタイルによって、若々しい印象を与えることができます。

一方、手というのは常に人目にさらされているにもかかわらず、すっぴん状態のためシワやシミを隠すのが難しい部分です。

なおかつ、外出後に、トイレの後に、食事の前に、水仕事に・・・と体のどの部位よりも水に触れる回数が多く、なかなかケアが行き届かないという点も老けにつながると考えられています。

ハリがありみずみずしく、血色の良い手には若々しさを感じますよね。

一方、老けを感じる手というのはこういったイメージではないでしょうか。

  • シワシワな手
  • シミのある手
  • ガサガサや赤切れなどがある荒れた手

どれだけお肌がお手入れされ、素敵なメイクをしていたとしても、手元のケアを怠り荒れた手では実年齢以上に見られてしまうことになりかねません。

※1 出典:ロート製薬株式会社ホームページ「女性の老け手に関する調査」より

手の老化につながる要因


手の老化につながる主な要因として次の3つが挙げられます。

  • 皮膚のバリア機能の低下
  • 疎かになりがちなケア
  • 血行不良

ひとつずつ細かく見ていきましょう。

皮膚のバリア機能の低下

コロナ禍以降、感染症予防の観点から以前に増してハンドソープなどを使った入念な手洗いの回数が増えました。

また、外食を控え自炊することが多くなり水仕事の頻度が高くなったという人も多いのではないかと思います。

水仕事や手洗いの際に使用する洗剤やハンドソープなどは、皮膚の表面にある皮脂膜を洗い流してしまいます。

皮脂がなくなってしまうと、その下にある角質がダメージを受けバリア機能が低下してしまうのです。

そこから水分が蒸発してしまうため、肌が乾燥したり、炎症を起こしたりという結果になってしまうというわけです。

これが手荒れのメカニズムです。

バリア機能が低下すると皮膚を守ることが出来なくなってしまうため、細菌などが侵入しやすくさらに悪化してしまう場合もあります。

特に冬場は空気が乾燥しているうえにお湯を使用したりもするので、より一層手荒れをしやすいのです。

疎かになりがちなケア

手は顔に比べてケアが疎かになりがちです。

水を使う回数が多いと、ハンドクリームを塗ってもすぐ落ちてしまうので意味がないのでは・・・と思ってしまったり、べたつきが気になって塗るのを控えたり、はたまた面倒に感じてしまったり、という経験は多くの人がしているのではないでしょうか。

顔は洗顔やお風呂の流れで行えますが、手は比べ物にならないくらい頻度が高く忙しい日常の中ではどうしても面倒に感じてしまいますよね。

こういった理由からハンドケアを怠り、気づいた時には手が荒れ放題!

手の老化に一歩ずつ歩みを進めてしまうのです。

血行不良

年齢や冷えなどにより血流が滞ると、老廃物が溜まってしまいます。

特に手先というのは一番心臓から遠いところにあり、血流が悪くなりやすい部分です。

血のめぐりが悪くなると老廃物を流すことができなくなるため、シミ、シワやくすみの原因に。

そのため、血行不良も”老け見え”の大きな要因のひとつと言えるのです。

”老け見え”を予防するハンドケアの方法とは


知らず知らずのうちに乾燥してガサガサ、いつのまにかに小ジワまで!

すっかり”老け見え”の手になってしまう前に、いますぐできるおすすめの3つのハンドケア方法をご紹介いたします。

ハンドクリームの前に化粧水で保湿!

手の乾燥を感じたとき、みなさんはどうしますか?

一番に思い浮かぶのは「ハンドクリーム」ですよね。

そこにひと手間、先に化粧水などをつけてからクリームを塗るようにするのです。

「手に化粧水?」と思いますよね。

でも、これって実はフェイスケアでは普通にしていることです。

度重なる手洗いやアルコール消毒などで、多くの水分が奪われてしまっています。

化粧水はその失われた水分を補い、後につけるハンドクリームを肌になじみやすくする効果があります。

いきなりハンドクリームを塗りたくなる気持ちをグッとこらえて、ぜひ化粧水をつけるワンステップを加えてみてくださいね。

ハンドクリームは体温で温めて!

さらに効果を高めるためのポイントはコレ!

それは、ハンドクリームを手に乗せて少しの間温めることです。

体温でクリームが柔らかくなるので、そのままつけるよりも伸びが良くなります。

ハンドケアは、手のひらや甲だけでなく、指と指の間、爪の先までしっかりとクリームを塗り込む必要があります。

そのため、クリームの伸び具合というのはとても重要です。

また、ハンドマッサージを兼ねておこなうと血流アップにつながり、冷えの解消や老廃物が溜まりにくくなる効果もあるのでおすすめですよ。

爪まわりケアも忘れずに!

最後に、忘れがちな爪まわりのケアをすれば完璧です。

みずみずしくうるおいのある手肌でも、爪がたて線だらけだったり、ささくれができていたりすると残念な感じですよね。

これらもまた乾燥によるものなので、しっかりと保湿することで防ぐことができます。

キューティクルオイルやアロマを使用したトリートメントオイル、アルガンオイルなどのスキンケア用のオイルがおすすめです。

オイルを爪の根本あたりに少量をつけ、爪だけでなくささくれのできやすい爪の周りや指のきわの方まで、一本一本丁寧に塗り込みましょう。

手の老け見えの原因と対策のまとめ

たったこれだけのポイントをおさえてケアするだけで、格段に手のうるおいがアップします。

なによりも継続が大事なので、毎回は面倒で続かないという場合は朝晩の2回だけ、あるいは3つのうちどれかひとつやるだけでも効果を感じられると思いますよ。

まずはフェイスケアのついでに習慣化してみてはいかがでしょうか。

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